【マカオ08】困っている番長の前に天使が現れた!!

 

<前回のつづき>

さて、ウィンマカオでカジノをしていたら、先ほどまで泊まっていたホテルに忘れ物をした番長。
しかも忘れたものはというと…iPhoneとウォークマンとイヤホンとiPadと日本円で5万円。

合計すれば価値的には20万円!!

番長今年最大のピンチです!

急いでタクシーを捕まえて、シェラトン・マカオホテル コタイセントラルに戻ります。

いつもならタクシーの中からマカオの発展ぶりを見る番長ですが、今回はそれどころではありません。

数十分後、シェラトン・マカオホテル コタイセントラルに到着。

着いたはいいけど、どこで何をしていいかわからない番長。wとりあえず、コンシェルジュデスクというところがあったので、そちらに行ってみます。

コンシェルジュに忘れ物をしたことを伝えたが…。

コンシェルジュデスクにあるコンシェルジュに話しかけます。

番長:「すみません。先ほどまで泊まっていたんですが、部屋に忘れ物をしてきちゃったんですが…。」

コンシェルジュ:「そうですか…。部屋番号を教えてください。」

番長:「スカイタワーの1412です。」

コンシェルジュ:「かしこまりました。何を忘れましたか?」

番長:「iPhoneとウォークマンとイヤホンとiPadと日本円です。」

コンシェルジュ:「金庫の中に忘れたんですか?」

番長:「そうなんですが…。開けっ放しだったと思います。」

コンシェルジュ:「承知しました。では、お調べいたしますので、しばらくお待ちください。時間が経ったらまたこちらに寄ってください…。」

番長、中学生レベルの英語でなんとか話しました。

ということで、とりあえず、シェラトンの中にあるカジノで楽しみます。

が、上の空で全然楽しめない…。

あー、忘れ物とられずにそのままあってくれー。

結局楽しめず2時間が経過。

さて、もう1回コンシェルジュデスクへ行って聞いてみよう…。

さっき話した人いるかなぁ…。

と思ったけどいません。

とりあえず、近くにいた体格の良いコンシェルジュに聞きます。

番長:「すみません。部屋に忘れ物したんですけど。」
 
コンシェルジュ:「今日ですか?」
 
番長:「そうです。」
 
コンシェルジュ:「部屋番号は?」
 
番長:「スカイタワーの1412です。先ほど、2時間前に、えーっと…、前のコンシェルジュの人に、えーっと…、えーっと……。」

番長の英語スキルが低く言葉が出てきません。

困っていると…

コンシェルジュ:「レセプションに日本語話せる人がいるからそっちに行ってみてください。」

ってことで、メインレセプションへ。

そして、開口一番日本人としての伝家の宝刀を抜きます。

番長:「ジャパニーズOK??」

すると、コンシェルジュは笑いながら日本語が話せると思わしき人に電話をします。

きっと…
「へーい!俺の前にニッポン人が現れたぜー。開口一番ジャパニーズOKって言うんだ。
ニッポン人はなんで英語しゃべれないんだ?代わりに電話代わってくれないかい?」
とおぼしき会話をしています。w

で、変わると向こうから日本語で女性の声が聞こえます。

それだけで、ホッとした番長。

事情を説明して、番長が今着ている服を伝えると、レセプションの前で待っていてほしいという彼女。

電話を置き、言われた通りレセプションで待っていること約10分。

「番長様ですか?」

後ろから女性の日本語が聞こえてきます。

振り返ると…

かわいい!!

そこには天使がいました。

ホテルの女性従業員がかわいい!!

中東&日本人のハーフ(クオーター?)みたいな女子大生みたいな女の子がいました。

番長:「はいそうです。この度はすみません。」
 
女の子:「いえいえ。お部屋に忘れ物をされたということで…。」
 
番長:「はいそうなんです。」
 
女の子:「本日チェックアウトされたということでよろしいでしょうか?」
 
番長:「はい…。」

とホテルの女の子と忘れ物についての会話をする番長。

女の子:「ただ今、客室を調べておりますので、あちらにソファーがありますので、あちらでおかけになってお待ちください。」

的確な日本語で対応する女の子。

明らかに現地人が日本語を勉強したのではなく、小さい時から日本語を勉強していた我々のような流暢なしゃべり方です。

日本語が通じない海外で、困っているところに日本語がしゃれべるきれいな女の子。

番長、トキメキました。w

心理学でいう「つり橋効果」かもしれませんね。w

とりあえず、まだ忘れ物があるかどうかわかりませんが、一安心の番長です。

—–約10分後—–

向こうから女の子が50歳くらいのオーストラリア人男性35歳くらいの中央アジア系男性を引き連れています。

あ、オーストラリア人って書いたのは、前オーストラリア首相のラッド首相にすごい似ていたからです。w

女の子:「忘れ物がみつかりました!では、こちらの者がご案内いたします。」

と言って、今度は、その2人男性と英語で会話をする女の子。

かっこいい!!

番長、ますますその女の子の事がすきになります。w

で、その男性2人について行くのですが…。

レセプションの横にあるICロックのかかった扉を開け、中に入ると、2畳くらいの暗いスペースにスポットライト。

そして、カウンターの向こうには、貸金庫のような扉がズラリ…。

そして、この2畳くらいのスペースに番長と男2人が入ります。

もちろん扉はオートロック。

なんか、怪しい密室に閉じ込められました。

え、このホテルは、先ほどのかわいい女の子とこの男共と結託して番長から何か脅し取ろうとしてるのでしょうか…。

やられた!!

そう思った瞬間。

カウンターの上に置いてあった貸金庫に入れてあるような箱を取り出すと…。

あったー!!

そこには、番長が部屋に忘れたiPhoneとウォークマンとイヤホンとiPadと日本円で5万円。

しかも、綺麗に1つずつ密閉されたビニール袋に入っています。

中央アジア系の男:「あなたが部屋に忘れたのは、ここにあるもので間違いないですか?」

番長:「間違いないです。」

そのビニール袋にペン先を入れて無理矢理破る中央アジア系の男。

豪快です。w

そして、忘れ物全てをコンビニにあるような天井の隅にある防犯カメラみたいに映るようにします。

中央アジア系の男:「次は、あなたがあのカメラに映るようにたってください。」
 
番長「はい。」

と言って防犯カメラに映る番長。

中央アジア系の男:「はいOKです。では、最後にここにサインしてください。

と言って、忘れ物台帳みたいなものを差し出す中央アジア系の男。

中央アジア系の男:「OK。これで終了です。こちらをお持ちいただいてかまいません。
 
番長「ありがとうございます!本当にありがとうございます!!」

番長が使える最上級の英語でお礼をしました。w

さぁ、忘れ物を取り戻した番長。

お礼も兼ねてさっきのきれいな女の子を食事にも誘って、最後はホテルでズッコンバッコンでもしようかな。w

そうすれば、サウナ行かなくていいし…。w

と思って先ほどのICロックのかかった扉を開けて広いレセプションの中から女の子を探す番長。

残念ながらいませんでし

まぁ、番長はナンパした女の子よりもサウナの女の子の方が似合うから良しとするかな…。w

よし!日本円も取り戻した事だし、存分にカジノするぞー!!

早速タクシーを拾ってマカオ半島に戻った番長でした。w

<次回へつづく>

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